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折り紙航空隊の作品制作にあたって準備すべきもの

制作にあたって準備すべきもの

紙の選択は極めて重要です。薄手で折りやすく、かつ「コシ」のある紙が理想です。簡単な作品は市販の折紙でOKですが、複雑な作品ほど大きな紙が必要です。ヘリコプター「KR-832」ですと、一辺が25センチ以上はあるほうが作りやすいです。最近は超大型の折紙も売られていますが、手に入らないときはコピー用紙、模造紙、包装紙などを利用します。

雑誌の表紙やカレンダーのような厚い紙は不適です。

接着剤・ホッチキス

複雑な作品になると、形を保つために必要になることがあります。

水性の接着剤は紙がデコボコするので不適です。私は「ボンドGクリヤー」を愛用しています。

接着面が比較的小さい場合は、「ごはんつぶ」が大変役立ちます。接着力が強く、糸をひかず、貼ってしばらくは貼り直しができ、はみ出しても除去しやすい、といった特長があります。接着する面積に応じて、つぶをカットして用いるのがコツです。

飛行機では、胴体が左右に開かないようホッチキスで留める場合があります。錆びないステンレス針が望ましく、飛行性能に影響しないよう極力重心付近に用います。厚みのある機体では、上質紙30枚程度を綴じられるホッチキスが必要になってきます。それでも一度では貫通しないことがあり、一旦針を引き抜いて、もう一度穴を狙って打ち込みます。極端な大型針を使うと、重くなって飛行性能が低下します。

 F-15戦闘機

定規・鉛筆

正確な作業のためには、必要になってきます。定規は30cm程度で良いでしょう。三角定規もあると便利です。鉛筆はよくとがらせるか、またはシャープペンシルを用います。